八潮音楽祭について

E音会 浜田 均

 八潮音楽祭とは、東京都品川区八潮5丁目・通称八潮団地で地域住民が主催する音楽祭です。どうしてこの様な音楽祭が開催されるようになったかは、
「第一回八潮音楽祭」
「第二回八潮音楽祭」


を開催するに至った経緯を読んで頂くことで、ご理解頂けると思います。

 E音会が2001年9月に八潮南小学校でミニコンサートをさせて頂いたご縁で、八潮南小学校の音楽の足立先生から「12月に学校で音楽会を開くので出演してください」とのお話 を頂きました。その音楽会は、八潮にある音楽団体に出演して貰おう、と言う企画で した。とは言ってもそれは足立先生と繋がりのある団体だけでした。私は以前からこの様な音楽会が八潮全体で出来ると良いなと漠然と考えていましたので、足立先生の お話は良い引き金になり具体的な計画も考え始めました。さらに賛同して頂けそうな 地域の人達との出会いを、少なからず蓄積してきていたことも考え始める要因になり ました。

 一言で音楽と言ってもその種類は多岐に渡ります。残念な事にマスメディアで取り上げられるのはごく一部でしかありません。音楽の新しい発見の喜びが非常に制限さ れています。八潮の様な小さい地域でも実は色々な音楽に取り組んでいる人が大勢います。そしてそれは普段マスメディアにあまり取り上げられない音楽や、八潮でしか 聞くことの出来ない音楽が多くあります。小さな地域なのだからこそ、こういう音楽 が一同に会して発表しあえる場があったら良いのにな、と思いました。具体的にはそれぞれの学校で取り組んでいる音楽クラブ、地域の音楽サークルが同じ音楽会で発表 して、もっと交流が持てれば良いのにな、子供と大人が音楽を通して仲良くなれれば 良いのにな、と言うことです。なんとかこういう音楽会が3月くらいに持てないかなと考え始めました。卒業の後、入学の前そして異動なさる先生達の為にも3月が良いと思いました。

 足立先生と12月の南小学校音楽会の打ち合わせの中の雑談で、私が「実は八潮音楽祭を3月くらいにやりたいと思っているんです。今回の音楽会で大体の感じはつかめるので嬉しいです。」と言うと「是非南小の音楽会を第一回にしたい!」と強く要望されました。いくらなんでも準備期間が少なすぎると思いましたが、足立先生の熱意に押される形で、各方面の協力を仰ぐことになりました。「準備期間が短いよお」とお叱りを受けながら、そして大変なご迷惑をかけながら何とか開催にこぎつけました。

 短い準備期間にもかかわらず、運営もスムーズに運び、内容も



プログラム
1 E音会ハンドベルクラブ
   ジングルベル
   サンタが町にやってくる
   赤鼻のトナカイ〜ジョイトゥザワールド
   きよしこの夜
   ウィンターワンダーランド
   星に願いを
           お話 宮里和則 「子うさぎ ましろ のお話」
2 マンドリン演奏
   遙かなるサンタルチア
   マリア マリ!
   他
           マンドリン 中尾尚子
           伴奏 上松房代
3 リリーズ  八潮南小学校PTAコーラス
   未来へ
   竹田の子守歌
           伴奏 上松房代 
4 八潮南中学校ブラスバンド部
   ホワイトクリスマス
   ヤングマン
           指揮 古賀めぐみ先生
5 八潮児童センター子供と大人のバンドクラブ
   オブラディ オブラダ
   ハーシュ ジョーカーの演奏
   レット イット ビー
   シンペイ ブルース
   ヘイ ジュード
6 八潮太鼓之会
   かもめ  (子供)
   繚乱
   祝い太鼓
   祭り太鼓
   両面六段打ち



と言う多彩な内容になりました。

 とは言っても八潮の音楽団体を網羅的に紹介出来てはいませんでしたし、運営していく体制も協力して頂く体制もはっきりと形の決まったものが無く満足行くものではありませんでした。

 そこで、直ぐに有志が集まって第一回で出来なかった事を補完する「第二回八潮音楽祭」を2002年3月開催で企画しました。第一回で兎に角立ち上げて、第二回でそれ以降の雛形を作っておこう、その為には期間を空けないで同じ年度内の3月開催で、と言うことで動き始めました。

 先ずは、趣意書を作ってE音会と縁の深かった八潮北小学校に開催校のお願いに伺って、協力して頂くことが出来ました。
「第二回八潮 音楽祭」の詳細はリンク先でご覧になって頂くとして、音楽祭当日の出演者(団体)と地域の人達との交流という成果もさることな がら、準備段階での組織個人を横断する色んなネットワーク作り、出演者(団体)同 士のネットワーク作り等々の副産物に大きな価値を見いだすことが出来ました。

 未だ始まったばかりの音楽祭ですが、この事は音楽を通した地域社会の交流を、地域の人達が自主的に形にしていくという試みが始まったということです。何かのイベントの余興ではなく、商業的なものでもない自立した音楽祭はそれほど例を見ないと 思います。それだけに、地域の皆さんの応援とご協力が不可欠です。どうぞ暖かい目 で見守って下さって、そしてさらに実行委員会に参加して下さって一緒に作って行こ うではありませんか。